五色ヶ原キャンプ場

うち。

2023年09月07日 21:48









 室堂から五色ヶ原キャンプ場まで
標準コースタイムで約4.5時間。 

でもそれは休まずに歩き続けたらで
あって、

休憩を入れたらその分だけ長くなる。
そもそも人より歩くのも遅いし、僕。

ということで、毎度のことながらAM 5:00には
歩き始める。

この日は午後から雨予報だったので、
なおさら早い出発が必要だった。


 天気がよかったとしても午後は暑くて
ヘロヘロになるから出来ることなら
歩きたくない、、、









 




 一ノ越からまずは龍王岳へ。
一応、頂上を踏んでおくか。

僕はハイカー。
絶景キャンプ場を目指して歩くハイカー。

登山家ではないしピークハンターでもない。
なので、素通りすればいいものを、貧乏性が
邪魔をする。

せっかくなんで、、、


これが1時間も2時間もかかるのならば
素通り確定だが、20分程度で往復
出来るならと、ザックをデポして登ってみた。








 おお、気持ちいい。

立山、剱岳、、、 綺麗に見渡せる。









 さて、行くか。

五色ヶ原山荘が見えている。
あの台地が五色ヶ原か。

ワクワクするな。

しかし、あそこまでの道。
ちょっとアップダウンがすごくないか??









 龍王岳からの下り。
岩がゴロゴロしているし、ものすごく急坂だし
かなり大変。

この道を登るとなると、、、
やはり立山からの道にしてよかった。














ここまでの道、
かなり大変だったが、そこからも辛かった。
頂上から見た通り、アップダウンが凄い。

本当に休み休み、ゆっくりゆっくり。

天気がいいから、見える景色が素晴らしいから
何とか歩けているものの、
いつもの僕の雨山行だったら、
心が折れていたかもしれない。

ま、そうだったとしても
進まなければならないのだが。


午後からは、まさにその雨予報だから、
あまりゆっくりとはしてはいられない。









 何度も何度もアップダウンを繰り返し、
ようやく平坦な木道に乗った時には
ご褒美かと思った。









 あの丘を越えれば、きっと、、、









 着いた!
五色ヶ原山荘。

毎度毎度、山荘を目の前にすると
ほっとする。

 ザックを降ろし、山荘前のベンチで休憩。
いや~ クタクタ。

山荘に泊まっていた人たちは当然出発して、
もう誰もいらっしゃらないし、到着はまだ僕だけ、、、


一人ぼっち。
しばし、ぼーっと景色を楽しむ。




白い雲がゆっくりと流れていく。



本当にこれから 雨が 降るのか?
山の天気は変わりやすいからな~
きっとそうなんだろう。


ゆっくりとした後、
キャンプ場の受付を済ませる。


そろそろ行かないと。
雨が降り出す前に設営しなければ。



キャンプ場の水場は涸れているらしく
ここで給水。


大きな薬缶が置かれていた。









 山荘からキャンプ場までは15分弱。

結構離れているのである。
ビールはどうしようか、、、

夕方まで冷やしておけないだろうから
パスするか、、、





















 設営完了。

雨が降る前に、間に合った。



遠くの雲は少し灰色になってきた。
雷の音も聞こえる。


来るのか、、、

雷雨だったら、トイレに逃げ込めばいいかな。


などと考えていたが結局日差しが強いまま。

天気は崩れなかった。


とてもいいことなのだが、、、

本当に日差しがキツイ。

テントの中は蒸し暑いし。

困ったもんだ。 雨も降っていないのに

傘をさす始末。








 


 暑い中、ただ座っていてもな、、、

周辺を散策してみる。


確かに水場(水道)は涸れている。

が、少し離れたところに
水の流れはしっかりあるではないか。

浄水器を使えば問題ない。


しかも大きな岩の影は快適そう。

ということで水遊び。 冷て~

こりゃいい!!



ビール、冷やせたじゃん、、、




夕飯までここで遊ぶのであった。









 テントに戻ると、何張か設営されていた。

ご挨拶をし、しばし談笑。

ここで出会った数人はそれぞれがソロハイカー。

これからの行程も同じで、
ほぼ一緒に行動することになる。


山の出会いはやはり楽しい。









起床はAM 3:30。

荷造りをしながら朝食を済ませ、AM 5:00には
歩き始める。









 歩き始めて、振り返れば、、、

素晴らしい。

しばらく足を止め、
変化していく景色に見とれていた。















 今日もいい天気だ。

さぁ、行こう。





ハイキングは楽しい。










山行記録です。
良かったらご覧になってください。


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