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裏銀座から槍ヶ岳 2

   

裏銀座から槍ヶ岳 2










 二日目、AM:300起床。

天気予報によると正午前後から雨予報。

僕のジンクス「縦走二日目は雨」

今回もですか。 ま、いいでしょう。



朝食はがっちり食べてスタートしたい。

アルファ化米と常温保存可能なスペアリブ

を暖めて頂きます。



まだ、風もあまり吹いていません。

AM4:30 にはテントを撤収しヘッドライトを

頼りに歩き始めました。




本日の目的地は水晶小屋です。

テント場がないので小屋泊予定です。

天候的にちょうど良かったかな。


雨が降る前に山小屋に着きたいな~















裏銀座から槍ヶ岳 2






 歩き始めはまずまずの天気。

遠くの山々も見えています。










裏銀座から槍ヶ岳 2






裏銀座から槍ヶ岳 2





最終目的地の槍ヶ岳もはっきりと

見えていますね。


その手前は大天井岳かな?

思えば昨年初めて縦走した時、

大天井岳ではガスに囲まれて

何もみえなかったな~


(この時から始まったんだよな~ 

縦走二日目は雨、、、、)


なるほど、あのような位置関係

だったのですね。



いつかもう一度表銀座も歩いてみたいな~










裏銀座から槍ヶ岳 2





槍ヶ岳を見ながらの山行は、そう長くは

続きませんでした。

だんだんと雲が厚くなり、西からの風も

強くなってきました。



野口五郎岳を寸前に、物凄い強風に

見舞われます。

トレッキングポールを頼りに前屈みになって、

なんとか立っていられる状態です。

稜線上で逃げ場がない。


本当に凄い風です。


あまりの強風につい顔を背けたその瞬間、

バチッ と音を立てて落下防止のストラップを

ぶっちぎられて眼鏡が飛ばされアルプスの

谷へと消えて行ってしまいました。


「何てこったい」


幸い、どつきの偏光グラスが有ったので

以降の山行もなんとかなりましたが。










裏銀座から槍ヶ岳 2





尾根の東側に入ると風は嘘のように

無くなります。


風がなければ、こんなに快適か、、、

と思って進めたのもつかの間、西側に出て

しまえばまた、強風に耐えなければ

なりません。


それでもめげずに歩いているとだんだんと

風は止んできました。


後から聞いたところでは野口五郎岳付近は

いつも風が強く吹くのだそうです。


それに加えて本日の悪天候。

それであの強風ですか。




その後今度は雨が降りだし、

風雨に耐えながら進むこととなりました。










裏銀座から槍ヶ岳 2





雨、風に顔を背けながら、それでも印を

見落とさぬよう、足を滑らさぬよう、

注意して進みます。



「縦走二日目は雨」


こんなに悪天候じゃ無くてもいいのに、、、










裏銀座から槍ヶ岳 2





風は少し弱くはなりましたが、雨が凄い。

土砂降りのなか、どうにか水晶小屋に

到着しました。


扉を開け、中に入ると

「いらっしゃいませ、お疲れ様でした。

大変だったでしょう」

と、スタッフさんに暖かく迎えて

いただきました。


また、

「お疲れ~ 今日はまいったね」

と、すでに到着されていた登山者の方々にも

迎えて頂き、さっきまであんなに寒くて

辛かったのに一気に暖かい雰囲気に包まれて

ほっとしました。


外の雨、風は激しさを増してします。

これでテント泊はちょっと無理でしたね。


テント泊登山を考えさせられました。



ここからは、スタッフさん、登山者の方々と

楽しい時間を過ごします。


水晶小屋ってあったけ~な~










裏銀座から槍ヶ岳 2






三日目

風雨は夜半過ぎに収まったようで

晴天ではありませんが楽しく歩けそうです。

本日は水晶岳を越えて、今回のもう一つの目的地

赤牛岳を目指します。





水晶岳から一瞬ガスが晴れて、槍ヶ岳が

見えました~










裏銀座から槍ヶ岳 2






水晶岳からは一気に下ります。

帰りにまたこれを登るのか~と、ちょいと

気になりましたが元気に行きましょう。










裏銀座から槍ヶ岳 2





裏銀座から槍ヶ岳 2





風も穏やかで楽しい稜線歩きできたが、

赤牛岳に到着した頃には残念ながら

ガスに囲まれてしまいました~


一昨日、烏帽子岳から見た赤牛岳。

同じようにこちらから眺めたかったんですが。










裏銀座から槍ヶ岳 2





赤牛岳で、やりたかった事、

どうしても真似してみたかったこの企画。


赤牛岳でレッドブル!!


飲んだ後は体が軽くなったような気がします。

気のせいかな?

本当に効果があるのかな?エナジードリンク。







裏銀座から槍ヶ岳 2





しばらくガスが晴れるのを待ちましたが、

そうはならなかったので残念ですが

帰ります。


行きもそうでしたが、赤牛岳までの稜線、

印がまばらで迷いやすい。

小さなケルンを頼りに慎重に進みます。










裏銀座から槍ヶ岳 2





ガスが晴れて来ましたね!雲の平も見えます。











裏銀座から槍ヶ岳 2





あれは、高天原温泉。

昨年の今頃、あの山荘のテラスからこの稜線を

眺めていたな~








裏銀座から槍ヶ岳 2
(2021 08  高天原山荘 テラスから)











裏銀座から槍ヶ岳 2







裏銀座から槍ヶ岳 2





水晶小屋に戻ってきました。


赤牛岳ではガスに囲まれてしまいましたが

とても楽しい稜線歩きでした。





さて、また今夜も暖かい水晶小屋で過ごさせて

いただきましょう。



つづく。



ハイキングは楽しい




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この記事へのコメント
ストラップごと引きちぎる強風?そして雨…やっぱり自分には無理や~と思うのでした(笑)しかし景色はとっても素敵ですよね(*^^*)

TomoTomo
2022年08月30日 09:48
Tomoさん
ども。 ベテラン登山者達があんなの初めてって言ってたので相当な荒天だったようです(^^;

まいりました。

もし連日だったら二度と行かないってなったかも(^^;
うち。うち。
2022年08月31日 08:06
メガネが飛ばされる程の暴風ってすごいですね。二日目は雨というジンクスを上回る出来事でしたね。


水晶小屋がオアシスに見えますね。
テントだったら、、、恐ろしいです。

ぱんだぱんだ
2022年08月31日 08:20
ぱんださん
ども。
いや~ なかなかハードな山行でした。他のテント泊登山者さんも諦めて山小屋でしたから(^^;
水晶小屋、ホントいい山小屋でした。
うち。うち。
2022年08月31日 19:49
ども!
槍ヶ岳が見えましたー、の次のお写真2点、息を飲みましたわ!
これが撮れるなら重いカメラ持って山もええなあ、と思ったら、メガネが飛ばされてしまうほどの強風でしたか!
あの丸メガネですよねー。

小屋に到着した時の、歓待やら慰労やら、その言葉たちは嬉しくさせますね。
キャンプ仲間とはまた違った、山仲間の空気感。
より激しい環境下で行動する者たちの共感でしょうか。
ステキだなと思いました。

一輪駆動一輪駆動
2022年09月01日 20:33
一輪駆動さん

こんばんは~
コメントありがとうございます。

そうそう 丸メガネがアルプスの谷に消えていきましたわ。

雨に降られ、風に煽られ、ヘロヘロになりながら
歩いて、もうヤダ と思っているところに
素敵な景色が顔を出すんですよね~

また行こうと思っちゃいます。

キャンプ仲間と同じですよ。
奥地の小さな山小屋さんは ソロな方々 が多いところも似てますわ。

うち。うち。
2022年09月03日 00:44
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